皆さんこんにちは、萩原です( ¨̮ )
Twitterでよく見かけるハグヒーリングについては全く知らないのですが、ある職業人としてはその効能についていつも色々と考えさせられます。
今萩原が担当している患者さんは70代の女性で昨年初頭に状態が少し悪くなってから、自力歩行が出来なくなりました。だけど立ったり座ったりはこちらが働きかけたらできます。まだ70代、筋力もあるので再び歩けるようになれないものかと医師やセラピスト(この場合は理学療法士を指します)と相談して、毎日空いた時間に少しずつ訓練をしようと言うことになりました。この方(仮名サトコさん)は認知症も患っておられます。色々試行錯誤して、自力歩行はまだ無理ですが1人で立っている状態は保てますし、私たちが支えながらだと数メートルの歩行はできるまでに回復していました。
どうしてサトコさんが再び歩けるようになったか、それは立ち上がってから、サトコさんは不安でいつもわたしの胸にもたれてきます。そこでギュッと抱きしめてサトコさんを受容して暫くしてからサトコさんに「歩きましょうか」と言うと、安心して少しずつ足を進めて下さいます。麻痺が残ってるので麻痺則の足は少し引きずる形ではありますが、十分合格点です。
だけど、誰かに受容してもらう事で安心して前に進めるようになりました。このリハビリを始めて約半年、とうとう先日はトイレから自室のベッドまで歩けるようになりました。
ベッドに座ってからもう一度、サトコさんをハグするとギューッとお返しして下さいました。
受容されること、信頼できる相手とそうできることで前向きになれる好例だと思い、ここに書かせていただきました。
マーメイドでお仕事してて、これを意識してトリートメントする事はとても多いです。受容って大切だなぁと実感しつつ、仕事に戻りまーす♡
皆さまどうぞ良い連休をお過ごしくださいね(*´ω`*)